我が家の結論
家事分担の基準を決めて、ケンカの原因を探りながら都度修正
はじめに|人と一緒に暮らすと、意外なことがケンカの火種に
育ってきた環境が違うと、思いもよらないことがケンカの原因になりがちですよね。共働きだとお互い疲れてるし、子どもができると「キレイな環境を用意したい」って気持ちも出てきて、お互い色々と思うことが増えてきます。
我が家も例外ではなく、よくケンカしていました。でも最終的には、家事分担の“基準”をいくつか決めて、なんとか落ち着きました。

詐欺師のような、にゃまる先生
家事分担を決めるときに使った4つの基準
- 得意/不得意で分ける
- 料理、裁縫、運転、掃除、洗濯、子どもの爪切りなど、お互いの向き不向きをベースに分担
- こだわりの有無で分ける
- 掃除や料理(粉ミルクの作り方とか)は意外と個性が出やすい部分。出産前後は特にナイーブな時期なのか、ヨッメが神経質になっていましたが、出産から1年も経つとだいぶ合格基準が緩くなっていました(笑)
- 生活リズムや体質で分ける
- 出勤時間、朝型/夜型など体質を考慮して、朝のゴミ出しや夜の洗い物などを調整
- 将来を見据えて“練習”する
- どちらかが数日家を空けても回るように、子ども関係の家事はお互いに練習&確認。練習しないと上達しないので、そこは優しく相手をサポートしてあげてください
よくあるケンカの原因パターン
だいたい家事分担をしてからケンカになったのが、
- 決めた分担を守らない
- やってくれたことに口出し or ダメ出し
- 言い方がキツい
- 「良かれと思ってやったのに…」が理解されない
が原因でした。
実際やってみて思ったこと|都度修正と対話が大事!
- ふんわり決めて、どちらかがやらなきゃもう片方がやる
- これはキッチリ決めた方がいい家族もいるかもしれませんが、我が家はふわっと決めてやりました。決めた通りにやらないことを怒っても雑な作業になったり、指摘するのもストレスだったりするので、気がついたら自分でやってしまった方が早いことが多く、そのまま分担が定着していきました。
- ”うんちオムツの交換 か 洗濯物を干す どっちかをやって”や、”寝かしつけ か 皿洗い ならどっちがいい?”みたいな形式でお互い提案していくうちに分担が決まっていった部分もあります。自分が作業しているのに相手が何もしていないとイライラする、みたいな場合にはこういうことで解決するかも(その前段階に作業していて、そこを考慮しないとそれでケンカになったりもしますが、、、)。
- 結果に文句を言わない/気に入らなければ自分でやる
- だいたい細かいことを言う方が作業にこだわりが強いので、その分担をした方がうまくいきました。”じゃあやっといて!”となるとそれはそれでケンカになるので、”ここをやる代わりに別の作業をお願い”、といった感じにしました。
- 「言い方が気に入らない」は伝えてOKにした
- 言っていることは正しいかもしれないが言い方がキツくて素直に認めたくないときがありました。言っていることが正しい分、言い返しにくくなりがち。”言い方が良くない!”と伝えてもいいこととしたことで、お互いに口調が(そんなつもりがなかったのに)キツいことがあることに気付けました。
- “良かれと思って”が伝わらない問題
- “ヨッメに熱々のうちに美味しくご飯を食べて欲しいから僕がにゃまる(娘)の面倒をみているのに、ヨッメがにゃまるにご飯を食べてほしくて自分は後回し、にゃまるは猫舌ですぐに食べれない、僕が不機嫌になる“、とか”ヨッメにゆっくり寝ていて欲しくて夜中に僕がにゃまるにミルクをあげようとしているのに、ヨッメが大丈夫か確認しに起きてきてくれてしまって、僕が不機嫌になる“ みたいなことが結構ありました。童話「賢者の贈り物」みたいだなと思っていました(笑)
- この辺りは対策が難しかったので心の持ち方を、“100点の状況を目指さない”、“自分では善いことをしているつもりだけど、相手がそれを望んでいるかはまた別の話なのでそういうつもりで行動すべきだし、反応がなくても気にしない”と思い返すことで対処しました。親切の食い違いって難しいですね、、、
イベント時の分担例|旅行のとき
にゃまるが小さいころ車での長時間移動でグズることが多かったので、夜中〜早朝に移動していました。
- 車の運転:僕
- にゃまる関係の持ち物の準備:ヨッメ
という分担で、出発まで僕は寝ていて、運転中はヨッメが寝る、という流れにしてました。
その他|家事分担について友達夫婦と話してみた
- どちらかが全く家事をしない夫婦でうまくいってるパターンは
- 文句を言わずに感謝してる(家事ではない部分でバランスを取っている)
- どちらかが完全に専業で家事or相手に家事をしてもらえないと割り切っている(相手に期待していない)
- 友達の家族に、夫婦揃った状態でそれぞれの意見を聞いてもらったり、逆に友達の夫婦の事情などを聞いたりすることで、自分たちの家事分担について納得感が得られることがありました。
外注(時間をお金で買う)も視野に入れて
共働きをしていてお金にある程度余裕があるなら、時間をお金で買うために、家事代行、時短家具(食洗機やルンバ)の活用もありだと思います。小さい話だと、冷凍食品や外食、コインランドリーの活用などを意識的に使う程度でも時短に役立ちました。ただ活用する際にも、何度か試す、夫婦で効率化を意識する、みたいなことを考えて使わないと、サービスの利用やその準備に時間がかかってしまって効果はイマイチということもありました。僕の実家は、ルンバを買ったものの床に置きっぱなしのものが多すぎて、ルンバは仕事をせずにすみっこでホコリを溜め込んでいます(笑)
まとめ
生活を一緒に始めたタイミングや、子どもが産まれた直後などの環境が変化するタイミングは、どうしてもケンカが増えがち。
我が家ではお互いで話あったり、「毎回ケンカになるポイント」を見つけたりして対処していきました。
もしよかったら、みなさんの家庭でも「うちはどうする?」という話し合うきっかけにしてもらえたらうれしいです!
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